ある幹部の左遷の話 その5
2007年 07月 01日
営業部長に話が入って、本社幹部達は問題が深いことを初めて知ったのだ。Oさんは本社幹部達には、「私が責任を持って指導します。任せて下さい。」と言っていたらしい。実際、Oさんの指導は全く無く、小生の上司を責め立てるような言動ばかりで、上司もいい加減ウンザリしているのがよく理解できた。
部下たちの仕事を全く理解しようと努力もせず、放置したまま好き勝手な指示をしてきたしっぺ返しがきたようだ。小生は政治的な動きはしたくなったが、本社取締役や営業部長にメールを送り、事の顛末を全て報告した。もちろん、これは職を辞するつもりで行なったことでもある。それだけの覚悟を持ちつつ、なるべく冷静・客観的に報告したつもりだ。
小生が送ったメールの内容は、直ちに社長までに伝わった。そこでどんな話が行なわれたかはわからないが、全面的に小生の報告が正しいことだと本社幹部達の意見は一致した。本社幹部達にしてみれば、Oさんは社長が連れてきた落下傘部隊の天下りの人だ。内心面白くなかっただろう。小生が送ったメールは、正に鬼の首を取ったようなシチュエーションだった。
このことは大問題になり、社長の命令で工場幹部の聞き取り調査が始まった。小生にもヒアリングは行なわれた。小生はOさんの命令や言動が、どれだけ矛盾していたかを理路整然に説明した。その結果、Oさんの釈明はスジの通らないこととなり、全てを以前の状態に戻すことが決定したのだ。しかし、それは崩壊を止めることにはならなかった・・・。
まだ続きがあったのぉぉぉ・・・ w でも・・楽しみw
組織のあり方の難しさを考えさせられますね。
結末は結局、このOって人は自爆してしまうと思ってます。
こういうまわりに何も感じない人はどこへ行っても身の置き所がなくなっちゃうんでしょうね。
しかし何より関心というか偉い!と思ったのは湘南のジョンレノンさんの捨て身のメールです。感動しました!
こういうことが出来る日本男児は、本当に少なくなってきてますからね。
湘南のJOHN LENNONです。
いつもコメントありがとうございます。
まだまだ先は長いんです(笑)
書いているうちに思い出して腹が立ってきて、タイプミスしてしまうことが多いです(苦笑)誤字があったら指摘して下さいネ。
湘南のJOHN LENNONです。
こちらでもコメント本当にありがとうございます。
人の話を聞かない人は数多いと思いますが、ここまでの人はそうは多くないと思います。まもりんさんが仰るように、根拠のない自信の塊のような人でした。
そして、自分の言ったことを忘れてしまう人でもありました。トップは自分の発言に最後まで責任を持たなければならないと思います。それができない人でした。
湘南のJOHN LENNONです。
こちらこそご無沙汰してしまって大変失礼しています。
物事には限度があるし、それをはるかに超えていました。管理職達は、良い意味でも悪い意味でも大人しく紳士でした。ケンカや論争を好まない人が多かったです。
小生もOさんに直接意見させてもらいましたが、自己中心的で非常に偏見の強い人だったので、お互い相容れない結果でした。しかし、それでは納得することができなかったので、メール作戦を決行することになったのです。
一か八かでしたね。その結果、今まで話したことも無い、役員の人達とも深く話す機会を作ることができ、それは現在まで続いています。