仕事をしない男 その9
2007年 05月 22日
このままでいくと、この「仕事をしない男」は、次回のリストラ対象になるのは間違いのないところだろう。実際は「だろう」ではない。既に候補として決まってしまっているのだ。そのことに彼は気付いているのだろうか?
以前、小生はそのことをボカして状態で彼に伝えた。ハッキリ言っても良かったのだろうが、小生は立場上、そのようなことを言うことはできないし、それは越権行為となってしまう。徐々に仲間が減るのは正直寂しいものだ。その思いを彼に伝えたのだが、行動から判断しても理解してくれなかったようだ。
同じ部署からリストラされ去っていく仲間を見て、何も思わないほうが異常だ。自分が本当に会社に残留したいのなら、今までの仕事に対する取り組み方を分析し、自分だけで分からなければ、他の者にアドバイスを受けたり、本を読んだり勉強しても良いだろう。
しかし、残念ながら彼の行動は変わらない。やはり人間はそう簡単には変わらないのだろうか?小生は彼の上司でもない。役職は同じだが、社歴は彼の方が長い。小生は社歴の長い短いには全くこだわらない。しかし、それにこだわっているのは彼の方なのだ。
上司・上役のアドバイスや注意を素直に聞くことができない。そして、同僚や後輩の意見も聞くことすらできないのだ。こうなるともはや手の打ちようがない。既に小生の上司はサジを投げてしまっている。