「Candy」 松田聖子
2006年 03月 26日
1982年(昭和57年)11月10日発売
01.星空のドライブ
02.四月のラブレター
03.未来の花嫁
04.モッキンバード
05.ブルージュの鐘
06.ロックンロール・グッドバイ
07.電話でデート
08.野ばらのエチュード
09.黄色いカーディガン
10.真冬の恋人たち
松田聖子の発音は個性的なところがあり、「ラ・リ・ル・レ・ロ」の発音が「ラ・ディ・ドゥ・レ・ロ」っていう感じで聞こえる。カラオケで聖子の曲を歌うときに、この発音を真似れば、結構聖子の雰囲気が出ると思う。特にこのアルバムでは、この発音を聴ける曲が多い。また「ブルージュの鐘」のように聖子のヴォーカルが差し替えられてしまった曲も存在する。
このアルバムでも大瀧詠一の名曲を聴くことができる。それは6曲目の「ロックンロール・グッドバイ」だ。大瀧詠一のオリジナルで「ロックンロール・シリーズ」というのがある。その中の1曲がこの曲なのだ。聴けばすぐ大瀧ソングと分かるアレンジだ。言ってみればナイアガラ聖子ヴァージョンだ。村松邦夫(邦男かな?)の「むすんでひらいて」のギターも笑っちゃうほど面白い。
1曲目の「星空のドライブ」は、10代最後の頃に聴いた聖子の曲の中では一番思い出深い。その年の11月の終わり頃に夜の西湘バイパスで、この曲を聴きながらドライブしたことも、今となっては甘酸っぱい思い出だ。今聴くとそのときの景色や会話がフラッシュバックしてくる。
ラストの「真冬の恋人たち」を聴くと、色々なことを感じる同世代の男女がたくさんいるのではないかと思う。このアルバムを発表したときの聖子の年齢は20歳。この歌唱力と歌の表現力は言葉では言い表せないほどだ。
去年のカウントダウン・ライヴで、このアルバムの曲が選ばれたことに凄く感激した!聖子は昔の曲も大切に当時のイメージのままに歌ってくれるのが最高だった。なかなかそんな歌手はいない。妙にフェイクしたり、アレンジを変えてしまうアーティストが多い中、聖子は古い曲もオリジナルのイメージを大切にして歌い上げてくれる誠実なアーティストだと思う。
MR&O
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いつもありがとうございます!
貴重なおはなしを聞かせていただきました。
デビュー間もない頃ですね。聖子も18歳ですね。
いや~うらやましいです!
まだ当時はイマイチ垢抜けていませんでしたよね。
初々しい感じでした。昭和55年だと思います。
シャネルズの名前も懐かしいですね。
私は、大瀧派と思われがちですが、松田聖子さんに関しては細野派です。
テクノ・ビートをバッキングに展開させる聖子ちゃんの歌声は、最高のポップスだなと思います。ま、一応YMO世代なので、このように感じるのかもしれません。
小生のブログではコメント本当にありがとうございました。
このアルバムの大瀧作品は「風立ちぬ」を聴いた後だと、正直ちょっと不満なところがあります。やはり「風立ちぬ」が名作だったのだと思います。
オランダの薔薇さんと全く同じ印象をもったことを思い出しました。