エルヴィス・プレスリー ブルー・ハワイ DVD 購入
2006年 01月 03日
エルヴィス・プレスリー ブルー・ハワイ DVD
エルヴィス・プレスリーの映画は、ハッキリ言って陳腐な作品が多いが、この作品は音楽を含め最後まで退屈しないで観ることができる。オープニングのダイアモンドヘッドの映像の美しさを観るだけで映画に引き込まれてしまう感じだ。
ストーリーは兵役を終えた主人公チャド(エルヴィス・プレスリー)が帰国する場面から始まる。他のエルヴィスの映画の例にもれず、恋愛コメディだが、ストーリーは意外としっかりしている。最後は恋人のマリー(ジョーン・ブラックマン)とロマンティックな結婚式をあげるところで映画はお終い。その結婚式のシーンが一番良いかな。こんな結婚式をあげる人はいるのだろうか?
この映画で一番の名曲は「好きにならずにいられない」だろう。映画の中ではオルゴールに合わせてエルヴィスが歌っている。後年のコンサートでもラストは毎回「好きにならずにいられない」。生で聴いた人がうらやましい!
ノリの良い曲といえば「ロカ・フラ・ベイビー」。映画ヴァージョンは映像と音楽が抜群にハマってる。PVだけで観るとしても、面白くて楽しいだろう。オープニングの「ブルー・ハワイ」も映画を観ながら聴くとハワイの雰囲気が伝わってくる。エルヴィスの映画はミュージカル映画が多いので、PVとして抽出して観るのもいいかもしれない。
エンディングの「ハワイアン・ウェディング・ソング」の原曲は「ケ・カリ・ネイ・アウ」というハワイアン・ソングだが、エルヴィスは英語とハワイ語で歌っている。映画では恋人と一緒に歌っているが、サントラ盤ではエルヴィス一人で歌っている。映画ヴァージョンの方が断然良いと思う。
このDVDは5.1chで音声が収録されているので、サラウンドシステムをお持ちの人は5.1chで聴いてみることをお勧めする。60年代の今より音も良くなかった音声を5.1chにしてくれてオリジナルのモノラルよりはるかに臨場感を感じることができる。製作者に感謝感謝。
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