ケーアイケーアイ 『ワン・ナイト・ヨコハマ』
2013年 03月 17日
写真は藤沢BOWにて
ケーアイケーアイ 『ワン・ナイト・ヨコハマ』
作詞作曲:大沢佳祐
演奏:ケーアイケーアイ
ヴォーカル:大沢佳祐
ベース:大原秀夫
キーボード:佐々木淑恵
ドラムス:大池清司
ギター:西岡治彦
パーカッション:増田元秀
ワン・ナイト~ワン・ナイト
ワン・ナイト・ヨコハマ
雨に打たれて駆け抜けた港の坂道は
君が立ち尽くしていたサヨナラの桟橋
遠く消えてゆく船の灯りも
きっといつかはめぐりあうだろう青空に
No No No No
君は僕よりも優しい誰かを
探しあてるだろう
ワン・ナイト~ワン・ナイト
ワン・ナイト・ヨコハマ
♪~~ギター間奏~~♪
すぐに忘れられる恋と無理に強がり言って
濡れたTシャツを丸めてアメリカまで飛ばした
雨に消えてゆく細い背中を
抱きしめたならすべてが元に戻るけど
No No No No
君は僕よりも優しい誰かを
探しあてるだろう
ワン・ナイト~ワン・ナイト
ワン・ナイト・ヨコハマ
♪~~キーボード間奏~~♪
濡れて消えてゆく細い背中を
抱きしめたならすべてが元に戻るけど
No No No No
君は今日よりも素晴らしい明日を
探しあてるだろう
ワン・ナイト~ワン・ナイト
ワン・ナイト・ヨコハマ
1982年7月 渋谷エッグマンにて
デビュー間もないケーアイケーアイのステージで必ず演奏されていたのは、デビュー曲の『CHIGASAKI BEACH HOTEL』や『ハズした恋』の他に、リードヴォーカルであった大沢佳祐さんのオリジナルであるこの曲もあった。
活動期間が2年ほどのためか、オリジナル曲は決して多くなかったが、大沢さんのオリジナルは当時から好きだった小生だ。この音源は渋谷エッグマンでのライヴからで、ライン録音のため、極めて音質が良い状態である。
大沢さんのヴォーカルは、時折入るこぶしが印象的だ。当時の声域は3オクターブ半以上を楽々キープしていた。彼は迫力を出すためにワザと喉をつぶし、澄んだ声質をハスキーヴォイスに変えたそうだ。
この音源をKIKIのことに関し、何も知らない小生の息子に聴かせたところ、「声や歌い方が印象的だし、メロディも良い。この人売れたの?声にカリスマ性を感じる」と言っていた。
残念ながらKIKIの活動は2年程度で終止符を打ち、大沢さんは引退してしまったが、少なくとも小生の心の中に何かを残したことは間違いない。小生と同じ思いを当時のファンも持っていると信じたいし、そうであると確信している。
ケーアイケーアイ 『ワン・ナイト・ヨコハマ』