KIKI 1983年2月4日 藤沢BOW ライヴ
2013年 03月 17日
当時のBOWは「聖地」だった!
藤沢BOWと聞くと懐かしい想いと同時に、藤沢ローカルなのに、どうして有名ミュージシャンが集まったのか!と今でも不思議に思う場所だ。
1980年代前半頃、藤沢や茅ヶ崎近辺では売れない若いミュージシャンがたくさんいた。20代前半~半ばくらいの世代の連中だ。年令は若かったが、フュージョンやジャズ系の音楽に長けていたので、かなりレベルが高かったと思う。
リードヴォーカル大沢さん
この写真は、当時湘南の「聖地」と言われた藤沢BOWでのライヴを撮影したものだ。当時のBOWは楽器屋ビルの4階か5階のスペースをライヴ会場としていて、その下の階がスタジオだった。
ただ残念なことに、その後何年かはハッキリとは覚えていないが、そのライヴ会場が無くなってしまった。メンバーの大原さんからお預かりしている写真の中に、この藤沢BOWでのライヴがあった。日付を確認すると、1983年(昭和58年)2月4日となっている。
右手前は増田さん、奥は大原さん
現在、既に無い場所で当時行われたKIKIのライヴ。ちょうど30年前だ。大原さんの話では、オリジナルメンバー(キーボードは除く)全員揃った最後のライヴだったとのことだ。キーボードメンバーだったよしえさんは、この時期既に脱退しており、他のメンバーが参加していた。
中央はドラムの大池さん、左はギター西岡さん
30年前なのでメンバーも最年長者でも23歳と若い!確かに30年という歳月は大きいと感じる。尚、このライヴ音源が、今でも残っているかは定かではない。それを差し引いても数少ないKIKIライヴ写真として、大変貴重なものである。
ケーアイケーアイ CHIGASAKI BEACH HOTEL
青木楽器BOWの創業メンバーで、企画・広報を担当していた関根と申します。
今回KIKIのことを調べていて、貴ブロクにたどり着きました。
BOWという店の愛称は「船の舳先」という意味で、時代の波をかき分けて新しい音楽世界を築く先駆けになる---そういう想いを込めて私が提案、採用されたものです。
ライブ運営の担当は、鎌倉高校の後輩で、池田達朗という男でした。
彼の提案で、4階のライブホールには、当時武道館のイベントでも使われていたミキサーと照明卓を導入。
小さなホールですが、武道館公演のリハーサルができる仕様になっていました。
それが有名ミュージシャンが数多く出演してくれた理由の一つです。
実際どんなミュージシャンが来ていたか。
私のHPに、20年ほど前につくった記録が残っています。
是非ご覧ください。
レスが大変遅くなり申し訳ありません。
やや放置しているブログですが、大変参考になるコメントをありがとうございました。関根様のコメントは、KIKIの大沢さんにも読んでいただくように伝えました。
藤沢BOWが伝説になっているのは、その機材や音の良さももちろんだと思いますが、関根様をはじめとしたスタッフの皆様の熱意によるものだったのですね。関根様のHPを拝見いたしました。そうそうたるメンバーが出演されていたのですね。今更ながら納得です。
関根様はKIKIとは何かご縁があったのでしょうか?もし、差し障りが無ければおしえていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。