相次ぐ激安品にジーンズ業界悲鳴 顧客離れ加速 製造は中国 恩恵なく 2009年10月19日記事再投稿
2011年 09月 07日
以下、ニュースより
ジーンズ業界が、総合スーパーなどによる激安品の相次ぐ発売に悲鳴を上げている。低価格志向を強める消費者が飛びつき、顧客離れが加速しているためだ。ジーンズメーカーや、ジーンズを主力商品とする衣料品販売会社は、軒並み業績を悪化させている。
「リーバイス」ブランドを展開するリーバイ・ストラウス・ジャパンが今月発表した平成21年11月期決算の第3四半期までの累計は、売上高が前年同期比19.7%減の約132億円と大きく落ち込んだ。
ジーンズの“価格破壊”を最初に仕掛けたのは、カジュアル衣料店「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングだ。3月に、傘下のユニクロ姉妹店「ジーユー」から990円のプライベートブランド(PB、自主企画)商品を発売した。これに、イオンなど総合スーパー各社が追随し、今月14日には、ディスカウント販売大手のドン・キホーテも最安値となる690円のPB商品を売り出した。
各社とも大半の商品の製造を人件費の安い中国企業に委託しており、国内メーカーはほとんど恩恵を受けていない。激安品への対抗策として、ジーンズメイトは自らPB商品の発売を検討しているが、価格競争に巻き込まれる懸念はぬぐえない。若者のジーンズ離れもあり、「(販売回復の)特効薬が見当たらない」(福井社長)と、専業メーカーは苦悩を深めている。
本当にこれで良いのだろうか?安ければ何でも良いのだろうか?激安製品のために国内産業が空洞化し、そのあおりを受けて我々日本人自身の生活が苦しくなり、その上、失業者が増える悪循環。
中国製の安物を買うということは、それは回りまわって、最後に自分たちのクビを絞めることに等しいことだと、何故理解できない人ばかりなのだろうか・・・・。
ユニクロは嫌いではないが、ここまで強引で国益を考えない独善的な経営手法、生産販売方法を続けるのなら、不買運動を起こされても仕方ないだろう。小生は絶対に買わない。