G.フィジケラの14年越しの夢が実現
2009年 09月 05日
以下、ニュースより
現地時間(以下、現地時間)3日、フェラーリは次戦イタリアGPから最終戦アブダビGPまでジャンカルロ・フィジケラを起用すると正式発表した。前戦ベルギーGPまでG.フィジケラが所属していたフォース・インディアも契約解除を正式に認めた。同日、『ロイター』通信が報じている。
G.フィジケラはフェラーリの公式ホームページ上で、「天にも昇る心地だ。人生の夢が実現するってことがまだ信じられないよ。これはイタリア人ドライバーにとって起こりうる最高のことで、僕たちのファンの前で赤いマシンをドライブするんだ」と喜びを語っている。
1995年9月に初めてフェラーリで単独テストを受けて以来、G.フィジケラは長年フェラーリドライバーになることを切望してきた。しかしフェラーリ入りは実現せず、1996年にミナルディでF1デビューしたのち、ジョーダン、ベネトン、ジョーダン、ザウバー、ルノー、フォース・インディアとチームを渡り歩き、通算3勝を挙げている。
マッサの代理で出場していたルカ・バドエルが予選・決勝とも最下位という最悪の結果しか出せなかった。フェラーリは不調とは言え、マッサもライコネンも入賞以上で走ることはできていた。やはり10年のブランクは大きかったようだ。
コンストラクターズポイントを稼ぐためには、これ以上バドエルの起用は不可能だろう。フェラーリも長年のバドエルの貢献に対し、正ドライバー昇格を決断したのだろうが、背に腹は変えられないのが本音なのかもしれない。
そして、やはり噂どおりフィジケラがフォース・インディアから移籍することが正式に発表された。同時に今年いっぱいでの現役引退と来年のリザーブドライバーとして立場も決定したようだ。仮にマッサが復帰できなかった場合、正ドライバーになるのかは分からないが、できるなら現役ドライバーとしてフル出場して欲しいが・・・。
マッサの大怪我のための欠場によるというきっかけではあるが、フィジケラが夢であったフェラーリ正ドライバーのシートを得たことは、F1ファン的に言えばとても嬉しい。本当ならイタリア人によるイタリア人のためのフェラーリが理想なのだろうからだ。
ミケーレ・アルボレートがイタリア人エースとして活躍していた頃といえば、もう20数年前もの昔だ。その後、何人かのイタリア人ドライバーがフェラーリのシートを得たが、皆セカンドドライバー扱いで、途中でクビになった者もいたくらいだ。
現役最後を悲願のフェラーリで過ごすことになったフィジケラ。次のイタリアGPでの走りに期待がかかる。バドエルのように慣れないマシンに手間取るのだろうか?それともベルギーGPのように素晴らしい走りを見せてくれるのだろうか?
小生は後者だと思う。ベルギーGPで見せた走りは、とにかく感動させられた。ドライバーズ・サーキットでのこの走りは本物に違いない。超高速サーキットのイタリア・モンツァでは、カーズを持つフェラーリは、恐らく有利だろう。今度は逆にライコネンをオーバーテイクして40数年ぶりのイタリア人ドライバーとしての優勝を飾って欲しい。来週が待ち遠しい。
やんの日記
真夜中の
ふづくえ
フィジケラがフォース・インディアからフェラーリに移籍ですよね、嬉しい事です。ベルギーGPのようにイタリアGPもいい走り見せて欲しいですよね。
またお邪魔させれて頂きます。
やん
湘南のJOHN LENNONです。
コメントありがとうございました。
またトラバもさせていただき、こちらもありがとうございました。
フィジケラの移籍ニュースは嬉しかったですね。今年いっぱいで現役を引退することは寂しいような気もしますが、悲願のフェラーリでの最後の戦いを見守りたいですね。
これからもよろしくお願いします。