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カテゴリ:マンガ( 5 )
「サーキットの狼」 池沢さとし
「サーキットの狼」 池沢さとし



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 「サーキットの狼」は1975年(昭和50年)から1979年(昭和54年)まで、週間少年ジャンプに連載されていた大人気マンガだ。このマンガの影響で空前のスーパーカーブームが起きたのだ。小生もそのブームをリアルタイムで経験した世代であると同時に、この「サーキットの狼」に夢中になった世代でもある。

 小生は主人公の風吹裕矢より、裕也の姉風吹ローザの恋人(旦那)の飛鳥ミノルのファンだった。乗っているクルマもランボルギーニ・ミウラSという超名車だった。ミウラは今でも憧れのクルマだ。昔はたまに見かけたが、今はさすがにそんなこともなくなった。ただこの前のモーターショーの写真で復活していたのを見た!昔と変わらないところが泣けた!

 風吹裕矢の愛車はロータス・ヨーロッパというクルマだ。コーナーリング性能で大パワー車達にタメを張っていたという設定だった。裕矢のライバルは何人かいたが、最大のライバルが早瀬佐近といいポルシェカレラに乗っているのだ。二人とも18歳だが、普通18歳で外車に乗っていること自体、現実離れしていたと思うが、当時夢中になっていた頃はそんなことは気にしなかった。

 早瀬左近は大金持ちの息子で、左近の妹早瀬ミキが裕矢の恋人という設定でもあった。登場人物の中で一番好きだったのが、悪役隼人ピーターソンだ。ピーターソンのクルマは名車ばかりだ。小生は当時、この「サーキットの狼」に出てきたクルマのプラモデルを買いあさった。

 隼人ピーターソンが初めて出てきたときのクルマがトヨタ2000GTだ。日本が誇る名車をピーターソンが乗っていたことは最初は気に入らなかったが、だんだんそんなピーターソンが好きになっていった小生だった。ピーターソンは一見イケ面なのだが、性格は最悪で女好きで嫉妬深く汚い手を平気で使う最低な奴だ。それでも乗っているクルマが小生の好きなクルマばかりだったのだ。

 その中でも一番好きなクルマは、BMW3.5CSLだった。流石島(さすがとう)レースでピーターソンが戦ったクルマだ。クルマ自体のデザインがお気に入りだった。このクルマのプラモデルは他のクルマ以上に慎重に作ったのだ。ありもしない流石島レースの連載期間は1年近くに及んだと思う。小生は毎週少年ジャンプを買うのが楽しみな少年だったし、当時はそんな少年が日本に何百万人もいたと思う。

 結局、この隼人ピーターソン操るBMW3.5CSLは流石島レースで自滅して炎上しまう。自業自得という感じだ。小生も作ったプラモデルをわざと炎上させてしまったほどだ!ピーターソンはこれで死んでしまったと思っていたが、実際は生きていたのだ。それが分かったのが20年近くたって「モデナの剣」という続編でピーターソンが出てきたのだ。小生はうれしかったが、続編でも汚い手を使っていた。人間の性格は変わらないものだ。

 このマンガは最後は風吹裕矢飛鳥ミノルがF1で一騎打ちとなる場面で終了するが、当時まだ若手だったネルソン・ピケの名前も出てくるのだ。1970年代は日本でもF1が開催されたが、ほとんど盛り上がらずに終わってしまった。そんな中、今から考えてみると池沢さとし氏は、まだ日本では無名だったネルソン・ピケ等の後年のチャンピオンたちを登場させている!

 このマンガで裕矢たちがF1に行った頃を描いているのが1979年(昭和54年)の頃だ。F1ブームが来るのが1987年(昭和62年)なので、まだそれよりも8年も前に当時のF1を描いていたのだ。残念ながらスーパーカーブームが去り、F1ブームがくることはなかったが、池沢さとし氏は将来くるF1ブームの先駆者だと言える。特に物語後半の裕也たちのヨーロッパでの活躍を描いたところが見所だと思う。

 逆に、この作品は裕矢たちがフォーミュラーカーに移ってから人気が下降してしまったが、小生は最後までずっと読んでいた。小生の今のF1の知識の基礎を作ってくれたのが「サーキットの狼」だったのだ。当時、池沢さとし氏も日本人ドライバーの優勝を夢見ていたに違いないとこの作品から感じ取れる。それから約25年以上経過したが、未だにF1で日本人が優勝したことはない。早くそれが現実になって欲しい・・・。




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by qunny1130 | 2006-03-24 10:00 | マンガ | Comments(6)
「漂流教室」  楳図かずお
「漂流教室」  楳図かずお



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 先日紹介した「ワースト」と並ぶ小生にとってトラウマ的なマンガが「漂流教室」だ。週間少年サンデーに連載されていた期間は1972年(昭和47年)23号から1974年(昭和49年)27号まで約2年間だ。当時、週間少年ジャンプしか読んでいなかった小生は、塾をさぼって時間つぶしに、たまたま立ち寄った本屋で立ち読みした週間少年サンデーでこの作品を読んでしまったのだ。

 初めて読んだのが小学校4年生だった。あまりにも衝撃的な描写や物語に忘れることが出来なくなってしまった。グロテスクな絵、気持ち悪い怪虫、人が死ぬ場面のリアルな絵など子供だった小生にはショックが大きすぎるマンガだった。自分勝手な大人や2つに分裂する生徒達は社会の投射とも言えた。

 物語はある平和な街の小学校が、大音響と共に突如消えてしまうことから始まる。小学校は現在から消えてしまったが、実際は未来に存在していたのだ。校舎ごと未来世界に飛ばされてしまった先生・生徒・その他大人や子供は、どこに自分たちがいるのかも分からず狼狽する。周りは砂漠と化し、食べ物も水もない場所だった。雨も降らない、いざ降ったら洪水が押し寄せ、残された者達に過酷な運命を課すのだ。

 生徒たちが頼りにしなければならない大人達、特に先生達は、皆狂ったり自殺したり他人を殺したりあまりにも情けない。実際はこのような状況になったら先生も生徒もあるのだろうか?弱肉強食の世界で弱者は切り捨てられてしまうのだろうか?勝手な大人達に対する警告とも感じ取られた。

 結局、一人の大人を除いて生徒達だけが残されてしまった。実質ここから物語が始まるのだ。子供同士でこの過酷な環境を生き延びていかなければならない。1年生も6年生も関係なく、ある意味自然淘汰が始まっていく。どんな時代でも頭脳明晰で体力に秀でる者は生き残る可能性が高い。深く考えていくと遺伝子の強さで生き残れるか死んでいくのか決まってしまう。

 人間3人いれば派閥ができると言うが、この作品も正にそうだ。生徒同士で戦争状態に突入し、殺し合いが起きる。人間も動物だ。もし、同じような環境に放り込まれたら最後は殺しあうのかもしれない。動物を密閉された室内に閉じ込めておくと共食いを始めるのだ。そして弱い個体は死んでいく・・・。

 楳図かずお氏は本当に凄い作品を書いたものだ!リアルタイムで毎週読むことができた小生は良い意味でラッキーだったと思う。この物語のエンディングは読んだ人、各々の解釈で良いと思う。楳図かずお氏の書いた絵は本当に個性的だ。もともと怖い物語を氏の書いた絵で更に怖くしている。

 原作はこれだけ素晴らしいのに、後年実写版映画テレビドラマが制作されたが、本当にひどい代物だった。楳図かずお氏が描きたかった物語をぶち壊した酷いものだった。なぜ、マンガやアニメを無理やり実写版やドラマにしようとするのだろうか?先日書いた「デビルマン」もそうだった。テレビドラマの制作者は、なぜここまで原作のイメージを壊すような作品を作るのか?本当に理解に苦しむ。




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by qunny1130 | 2006-03-11 23:31 | マンガ | Comments(6)
「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」 三条陸&稲田浩司
「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」 三条陸&稲田浩司



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 「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」というよりは、ただ単に「ダイの大冒険」と呼んだほうが小生は分かりやすい。ただ実際は「ドラゴンクエスト」が前に付いているのだ。連載雑誌は「週間少年ジャンプ」で、1989年(平成元年)から1996年(平成8年)まで連載された。ただ、一番初めは「デルパ!イルイル!」「ダイ爆発!!!」という読みきりで掲載されていた。

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主人公の勇者ダイ



 この作品の連載が始まったのが1989年(平成元年)なので、ファミコン版ドラクエⅣの発売の半年程度前ということになる。発売前だったが、モンスターの一部にドラクエⅣに初めて出てくるキャラクターが登場したりしている。連載当初は当然それは分からなかったのだが、ドラクエⅣ発売後は、なるほどと一人で勝手に納得したものだった。

 詳しい内容は省略するが、簡単に言うとこの作品は3人で冒険を始める設定だ。ゲームで言えばドラクエⅡと同じである。主人公はダイという名前の12歳の少年でモンスターに育てられた。ダイが勇者になる。仲間には魔法使いポップが初めに加わり、その次に僧侶戦士マァムが加わっていく流れだ。この3人はアバンの使徒と言い兄弟弟子同士だ。

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ダイの一番の親友 魔法使いポップ



 ポップは初めは敵前逃亡したり口先だけの弱虫な男だったが、ダイ達と共に大きく成長し、最後にはほとんどの呪文が使え、その威力も絶大な大魔道士にまで成長する。この作品で一番成長したキャラクターではないかと思う。

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優しくて強い女性 僧侶戦士マァム



 マァムは優しく母性愛にあふれる女性だ。一時的にダイ達のパーティから離れたが、それは新たな修行のためで、修行後再び武闘家して復帰する。

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アバン先生



 アバンの使徒アバンとは彼らの先生の名前でかつての勇者だ。前大戦で魔王ハドラーを倒して平和な世の中を築いた中心的な人物である。普段は伊達眼鏡をかけていてオチャらけている。「能ある鷹爪を隠す」と言う諺を地でいく人物だ。ダイ達の心の支えであると同時に尊敬されている師でもある。ハドラーとの戦いで命を落としたと思われていたが、実際は生きていて物語後半で復活する。

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魔剣戦士ヒュンケル



 ダイの心は純粋で偏見や差別意識を持たない。そのため敵であった者も心を洗われ仲間として加わっていくのだ。そのひとりヒュンケルも魔王軍で不死騎団長をしていた人物だ。ヒュンケルも実はアバンの使徒だった。アバンの一番弟子であったのだ。修行中もアバンを敵(かたき)と思い込み、闇討ちを企てたが、逆に返り討ちにあい川に転落、そのまま行方不明となったが魔王軍のミストバーンに救われ、その後魔王軍に迎えられた。しかし、ダイ達との戦いで真実を知り、魔王軍を離脱しダイ達の仲間となる。

 まだまだ個性的なキャクターはたくさん登場する。この記事に書ききれないし長くなってしまう。詳細に興味がある方はネットを検索すればいくらでもヒットする。

 主な登場人物の紹介となったが、この「ダイの大冒険」は、各登場人物の成長、心の葛藤、親子とは何かを作品を通じて考えさせてくれた。各登場人物にスポットをあて読者に考えさす手法をとった作品だと思う。小生は現在「少年ジャンプ」を読んでいないが、この「ダイの大冒険」が連載されている頃までは毎週買って読んでいた。「ダイの大冒険」の連載終了とともに「少年ジャンプ」を卒業させてもらった。

 また、この作品は1991年(平成3年)10月17日から1992年(平成4年)9月24日まで毎週木曜日午後7時から7時30分まで放映されていた。このアニメ作品は原作に忠実で人気もあったのに1年で放送が打ち切られてしまった。その理由は地上波放送局の時間帯の改編でアニメの時間帯が無くなってしまったのだ。昔は午後7時からアニメやヒーローものの番組がたくさんあったのだが、どんどんくだらないバラエティ番組ばかりになってしまっている。本当に残念な状態だし、金儲け主義の地上波放送局の体質が見え見えだ。

 そのため原作とは全く違うエンディングで終わってしまった。もし、放送が続いていれば、ダイとその父親バランとの戦いや竜騎衆とポップ&ヒュンケルとの戦いも観られたはずだ。これから大きく盛り上がるところで放送を無理やり打ち切った放送局に対し、当時も今も大きな憤りを感じる。

 出演声優の方々の熱演が素晴らしく、各キャラクターにピッタリハマった声優さん達だった。ダイ役の藤田淑子氏の演技は本当に素晴らしいの一言だ。ちなみに藤田淑子氏は、その昔、手塚治虫巨匠原作のアニメ「どろろ」の主題歌を歌っていた人だ。OVAで原作に忠実にリメイクした作品を制作してくれないだろうか・・・。

 また、この作品のビデオは発売されていたが、まだDVDは発売されていない。早く発売して欲しいが、強引に無理やり打ち切られたエンディングだけは決して観ることはないだろう。この作品はコミックで全巻読破することをお勧めする。小生は当然全て持っているが、全部初版本である。




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by qunny1130 | 2006-03-09 23:13 | マンガ | Comments(10)
「北斗の拳」 北斗の拳 1 マスター・エディション
「北斗の拳」 北斗の拳 1 マスター・エディション



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 「北斗の拳」は、今までジャンプコミックスの他に豪華本等で世に出ていたが、全部のページがカラーというものは無かった。この北斗の拳マスター・エディションは、第4巻まで発売されているのだが、第5巻目以降はずっと発売延期のままになっている。その理由は不明だ。第1巻目は2002年12月に発売された。これにはラオウのフィギュアも付録として付いていた。小生はすぐ予約して購入し、第4巻目まで発売日に全て購入した。

 少年ジャンプに連載されていた作品は全てカラーではない。それを色付けし、全ページカラー化してシリーズとして発売していく予定だったようだ。原 哲夫氏の作画に色を着けていく過程で何かトラブルでもあったのだろうか?それとも版権との関係なのだろうか?最後の第4巻目の発売は2003年5月だ。それ以降ずっと延期のままなのである。

 第1巻目から第4巻目まで読んだが、南斗水鳥拳のレイが出てくるところが第3巻目の最後の方なのだ!凄く残念である。なので実質第4巻目だけカラーでしか見られないのだ。これからレイの姿をフルカラーで見ることができると思っていたのだが・・・・。このマスター・エディションのサイズは豪華本より、ひとサイズ大きいので見やすく迫力のある絵を楽しむことができるのだ。

 発売が3年近く延期になった状態というのは異常だ。実際に色着け作業は、原作者以外の人が行ったのだと推測される。色というのはイメージとも言えるし、各々の主観にも左右されやすい要素とも言える。したがって原作者と制作者の解釈や思いに温度差を生じさせてしまったのかもしれない。そして、出来上がった色着原稿に何かの問題が起き、発売が延期のままになってしまったと小生は勝手に推測する。

 現在は「完全版ビッグコミックススペシャル」が2006年1月より発刊されている。小生はハードカバー版を持っているので、特にこの完全版は購入する予定はない。できればマスター・エディションの発売延期が解除され、第5巻目以降が陽の目をみるように制作者サイドは努力して欲しいと思う。こうやって3年近く待っているファンもいるのだから。




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蓼科の声優になろう
by qunny1130 | 2006-03-08 21:39 | マンガ | Comments(2)
「ワースト」  小室孝太郎
「ワースト」  小室孝太郎


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 小生が小学校2年生の頃に「週間少年ジャンプ」に連載されていた、これこそ幻のマンガだと断言できる!まだ10歳にも満たないガキだった小生に大きな衝撃を与えたマンガは2つあった。そのひとつは巨匠 永井 豪の「ハレンチ学園」だ。「ハレンチ学園」も週間少年ジャンプに連載されていたが、この「ワースト」も同時期に連載されていたと記憶している。

 このマンガの内容は、地球全体が長い雨にみまわれ、雨が上がった後、人類が滅亡の危機を迎えるという物語である。雨に濡れてしまった人間は次々と死んでいくのだが、しばらくすると「ワーストマン」として生き返るのだ。生き返った人間の皮膚は醜くひび割れていて、「キキィ!」という叫び声をあげて生きている人間を襲うのだ。

 近いものといえば「ゾンビ」だろう。今でこそゾンビはメジャーな作品だが、この「ワースト」はゾンビがメジャーになる前の作品なので、この作品のアイデアは斬新で時代の先をいっていたと思う。ワーストマンは生き返った後、人間を襲い肉を食らうのだ。幸い難を逃れても、ワーストマンに噛まれて傷を負ってしまった人間は、その後徐々に衰弱していき死んでしまう。そしてワーストマンとして生き返ってしまうのだ!

 ワーストマンとして生き返った人間は、初めこそ元の人間の姿をしているが、全身の肌がひび割れの状態で非常に醜い姿だ。そして、ひび割れた皮膚が徐々に剥がれていき、ワーストマンの姿と変貌してしまうのだ。ワーストマンの生命力は異常だ。ダイナマイトで全身をバラバラにしても蘇生してしまうのだ。ワーストマンを殺すには灰になるまで焼かなくては息の根を止められない。

 このマンガの時代背景は連載当時の1960年代後半か1970年代初期だと思うが、作品内では、人類が原因の公害や自然破壊が原因で、地球の環境が異常気象を遥かに超えるような状況に陥っていた。氷河期に向かう地球上で、生き残った人類と異常な生命力で繁殖を続けるワーストマンとの死闘を3世代に渡り描いているのだ。

 この作品は決してハッピーエンドではない。小生は主人公に対するご都合主義のマンガより、逆にこの作品のように主人公が救われなくても良いと思っている。それが何十年もこのマンガを忘れずにいた理由の1つだと思う。忘れられないと言うより、ある種のトラウマに近いと思う。作画に関して言うと、それは手塚治虫風だ。小室孝太郎氏が手塚氏の弟子だったからだ。小生も正直言って手塚作品と思っていた時期があった。
     
 昨年やっとこの単行本を購入することができた。連載終了後、ずっと全く読んだことがなかったので、30年ぶりにこの作品を読むことができた。子供の頃に受けたショックを読んでいるうちに思い出すことができた。大人になった現在でも、この作品を読んだ感想や印象は変わらなかった。やはり名作として再確認をすることができたし、この記事を読んだ同世代の人達にも買って読んでもらいたいと思う。




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by qunny1130 | 2006-03-04 22:40 | マンガ | Comments(12)
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