因果応報という言葉 その1
2009年 03月 26日
以前の記事で、年末に退職に追い込まれてしまったG君の記事を完結させたが、実はその後、因果応報とも言える出来事があったのだ。彼は去年の年末に退職したが、彼は決して自分から「辞めます」とは言わなかった。
意地があったのだろうと思うし、G君を追い込んだ連中に対する当て擦りもあったのだろう。その頑固さは逆にうらやましいくらいだった。気の小さい小生には絶対に無理だろう。そこまでG君を追い込んだ上司2名のその後も劇的だった・・・。
その伏線は、既に去年の年末にあった。ある大口顧客になりそうな新規の得意先の副社長がライン見学と称して来社された。ライン見学と言えば、聞こえが良いが、実際は相当細かい部分までを副社長自らチェックしたかったのだろうと思われる。
副社長のメイン対応者として、かつてのG君のその上司2名が指名された。副社長を満足させることができれば、今後、大きな取引きが始まる可能性も高くなる。かつてのG君上司2名の使命は、当然のことながら、副社長を満足させ帰ってもらうことだった。
しかし、満足させるどころか、怒って帰らせてしまった結果となった。怒らせてしまった経緯は割愛するが、大口顧客になる可能性は限りなく消滅してしまった。本当に残念な結果だったが、これは失態と言っても過言ではなかった。
このG君上司2名の失態を、今まで対立してきていた某営業マンが、手を拱いて待っていたのだ。この某営業マンは、来社した副社長の会社の担当営業マンだったのだ。本来、この営業マンとG君上司2名は、お互い協力して副社長の来社を成功させなければならなかったのだ。
干されている同僚、しかし自業自得か・・・追記