三浦交通というバス会社の話 その2
2009年 01月 10日
三浦交通のバスの車体の色は覚えていないが、確か薄い黄緑色のようだった気がする。横にラインも入っていたような気もする。どなたかこの駄ブログをご覧になった方で情報があれば教えていただければ幸いだ。検索したが、カラー写真はネットには出てこないようだ。
小生は葉山在住だったので、三浦交通のバスは国鉄逗子駅から利用することが多かった。当時、逗子から葉山(御用邸)に行く路線は、国道134号線に沿った「山手周り」と海岸線に沿った「海岸周り」の2系統だった。小生は現京急ストアの近くに住んでいたので、当然「山手周り」だった。
定期券は「逗子駅←→葉山」で購入していた。係りの人が、定期券に「山手周り」か「海岸周り」のどちらかを押印するのだが、たまに忘れることがあったのだ。そうなると儲けモノで、小生は理由もなく、海岸周りのバスを何回も往復していた。
定期券は京急バスでも使用できたので、バス停から乗るバスは三浦交通バスでも京急バスでも乗車可能だった。小生が1人でバスを乗り始めた時期は小学校に入学し、逗子まで学習塾に通うようになった1969年(昭和44年)からだったので、三浦交通に乗った時期は、せいぜい1年程度だった。
当時から小生は京急バスより三浦交通バスが好きだった。理由はバスの車体が京急バスより古いものばかりで、ときどきボンネットバスに乗ることもできた。ボンネットバスは恐らく1~2台しかなかったとは思うが、当時でも珍しいと思った小生は、そのバスが来ると、とても嬉しかった。
車体が古いのでサスペンションの収まりがイマイチで、信号待ちではしばらくバスが揺れていたほどだった。つまりフワフワの乗り心地だった。床も木で油臭く、雨の日は滑ったりして結構それが面白かったりもした。
三浦交通バスって知ってる?
三浦交通って〇葉会館で使うバス会社かと思ったのですが違いますか?
私は20年くらい前に越してきたので、京急バスしか知りませんが、ボンネットバスがその時期まであったなんて凄い!
湘南のJOHN LENNONです。
いつもコメントありがとうございます。
この記事の三浦交通に最後に乗ったのが、小生が小学校2年生まででした。かれこれ39年も前の話です。車両も古いものが多かったと記憶しています。でも、なぜか郷愁を感じます。小生も今は葉山には住んでいませんが、27年も住んでいたので、愛着のある街です。そんな大好きな街にあった古き良き時代に確かにあったローカルなバス会社。それだけで懐かしさがいっぱいです。