ジョン・レノンの命日が過ぎて その2
2008年 12月 13日
ジョンの1975年から隠居生活、これはビートルズ世代にとっては大きな出来事だったかもしれないが、小生のようなそうでない世代にとって、ハッキリ言ってどうでも良いことでもあった。それよりポール来日中止の報道の方が大きかった。
1975年にもポールの来日の予定があったが、結局麻薬の前科で来日が許されなかった。ウイングスは全盛期を迎える直前で、正に日の出の勢いだった。そんなポールを観ることのできなかった日本人のファンは、今振り返ってみても不幸な出来事だった。小生もその1人だ。
1975年から数年間はポールの独壇場だったし、ジョージもそこそこヒットを飛ばしていた。リンゴは来日もしている。1人取り残されたジョンは過去の遺物にしか感じなかったことも事実だ。ソロで発表した曲も小生的には、印象に残った曲はほとんどない。
ビートルズ時代のような声は出さなくなり(出せなくなり?)、パンチは無くなり、曲自体も陳腐な凡曲ばかりとなり、全く魅力を感じなかった。ポールやジョージのソロアルバムは購入する気がしても、ジョンのソロにはお金をつぎ込む必要性すら感じなかった。