尿路結石 その2
2007年 08月 24日
夜中に突然の激痛で目が覚めた。その痛みは右の腰の部分だった。初めは我慢して、寝返りを打ったりして、痛みが引くのを待っていたが、だんだんと痛みが大きくなり、異常な程の汗が出てくるようになってきた。時刻は朝の3時半を回ったくらいだったろう。
家の者を起こして、痛みと状況を説明した。幸い医療機関に勤めている関係か、状況を説明したら、「結石が落ちてきているんじゃない?」とのこと。「膀胱に落ちるまでが一番痛いよ」と説明してくれるのは良いのだが、痛みはますます大きくなるばかりで、引く兆候など考えられない状態だった。
勤め先の病院に電話してもらい、当直の医師の確認をしてもらったが、泌尿器の関係ではなかった。その間も痛みは大きくなるばかりで、とうとう吐き気まで催してきてしまい、何回もトイレに駆け込んで、その都度嘔吐してしまう状態にまで至ってしまった。
脂汗ばかり出てきて、下着はびっしょりになってしまってもいた。やむを得ず、119番に電話して救急車に来てもらうことにした。10分後位に救急車は到着し、少し離れた大きな病院に搬送された。救急車に乗っている間も痛みはひどく、下を向いて目をつぶっているしかなかった。
15分程度で病院に到着した。救急隊員にお礼を言った後、すぐに診察室に入り、先生に診てもらった。幸い泌尿器専門の先生が当直だったので、代わってもらって診断を受けた。「尿路結石の疑いが強いと思いますので、今は痛み止めの点滴と座薬をしておきます」と説明を受けた。
5月頃に血尿が出て、現在も通院中のことを話すと、「かかりつけの病院ですぐに診てもらって下さい」とのこと。薬が効いてきて、痛みはだんだんとやわらいできて、病院を出る頃には、痛みは全く無い状態に戻っていた。
そして、夏休み明けにかかりつけの病院に行き、再度レントゲンを撮ってもらった。休み中に大きな痛みがあったことを説明したところ、今回のレントゲンは造影剤を注射して撮影するとの説明。撮影後、写真ができてきた。見たら素人の小生でも分かるほどハッキリ写っていた。
写っていた場所が微妙な場所だったのだ。先生は気になることを言った。「あなたの尿管は曲がっていますので、石が引っかかっています。尿の勢いで出てくれれば良いのですが・・・」 尿管は膀胱に向けて真っ直ぐではなく、多少カーブしているらしいが、小生の場合、カーブの曲がりが鋭角なため(つまり急カーブ)、そこで石が完全に止まってしまった状態にあった。
陣痛より痛いなんて・・あり得ない!って言ってましたから、
湘南のJOHN LENNON さんは産みの苦しみを味わった事に!