リストラされるタイプ
2007年 07月 18日
6月7月と言えばボーナス時期だ。新聞などでは好況の結果、支給額が相当良いという報道が多い。幸い小生も何とか人並みにもらえただけ幸せと言えるだろう。とは言え、去年から今年の春先にかけてリストラを目の当たりにしてきたので、何となく複雑な気持ちは否定できない。
そんな光景や怒号を見たり聞いたりしているうちに、リストラされてしまう者たちの共通点を考えていた。仲間として良い奴でも、いざ仕事で考えてみると残念だが、それは当然の結果だと認めざるを得ない。
まず共通しているのは協調性が無いこと。従順ではないこと。この2つの要素は上司・上役から見ると相当大きいだろう。人間は感情で動く。同じ成績なら従順な方を選ぶ可能性が高いだろう。協調性が無く、相談も無く独断で仕事をする者も問題だろう。
春先にリストラされた者は、上司の言うことを素直に聞かなかった。独断で勝手に仕事をして、問題が起きても、その意味が分からず、回りの連中を呆れさせていた。物事をパラレルに考えることができないので、因果関係が理解できず、ひとつの現象しか見ることができない。
何回も同じ失敗を繰り返してしまい、失敗を失敗と思わず、上司や先輩たちの意見に対して聞く耳を持たず、学習する努力をしないのだ。しないと言うより、物事の根本が分かっていないので、理解することが不能だったのかもしれない。
この根本問題を解決しない限り、恐らく今回リストラされた者達は同じ失敗を繰り返すだろうと思う。18や19のガキなら矯正できる可能性も大きいだろう。しかし、30歳を過ぎた者に対し、それは期待できないし、会社としても教育などしても無駄だと思うに違いない。
協調性や従順さの他に一番の要素は、やはり仕事の結果だろう。リストラされた者たちは、小生から見ても仕事の効率が非常に低かった。工場は生産性を最重視する。これが低い者は自覚して努力する必要はあるだろう。去っていった者たちは自覚も努力もしなかったと言える。上司たちは、彼らにキチンと良くない点を指摘していたのだ。
民間企業に勤めているサラリーマンならリストラは他人事ではない。特に中小企業は、それにさらされやすいとも言える。普段から自分のスキルを上げる努力は必須なことだし、周りに対し、自分をゴリ押しするのではなく、説得納得させてしまう会話術を勉強する必要性も大有りだと思う。
えっ?!あの人が?!ってない。
ああやっぱり・・・ってパターンです。
湘南のJOHN LENNONです。
いつもコメントありがとうございます。
個人的には気の毒だと思ったのですが、リストラされた人のほとんどは問題があったと思っています。どんな方法でも良いので会社に残る方法を考えるべきだと思いました。
仕事ができなければ、ゴマスリでも良いんです。小生はゴマスリは大嫌いですが、バカ正直に生きていくのも損だと思いました。自分の能力を客観的に分析することも必要ですね。それが出来ない人は落ちこぼれていくと確信しました。
一般的な常識の欠落している人、生きるのが下手というか、湘南のJOHN RENNONさんが仰っているとおり、馬鹿正直な人・・・・
知人で、ずっと派遣でいる40歳の男性がいるのですが、彼は、地に足が付かず、いつも「俺はグローバルに生きるのが向いている」といっていますが、何一つ達成できたものがない。躓くとすぐに諦めて、言い訳をしてやめてしまう。そしてすべて周りのせいにする。ゆめばかり追いかけて偉そうな事を言っている割に同じ間違いを繰り返している。
派遣だからいいけれど、正社員だったらリストラされるな~と思っています。
アドバイスをしても、「信念」などと訳のわからないことを言って聞き入れず、逆にこっちが悪者みたいに言われるので、やめました。
彼を見ていると、生き方が下手だなと思いますが、40歳じゃどうにもならないって痛感しました。
湘南のJOHN LENNONです。
こちらでもコメントありがとうございます。
まもりんさんのお知り合いの方、小生の会社でも同じような人います。以前の記事で「有言不実行の男」で紹介した先輩社員です。偉そうなことばかり言っていて、全然結果を出せない奴です。
どこでもこういう奴がいるんですよね。金曜日もこの男が客の悪口を言い出したので、切れそうになりましたが、アホらしくなって止めました(笑)
このような輩には何を言っても通じません。ただ、自分に危害(仕事上において)が加えられれば、ガンガン言います。でも、やっぱり糠に釘ですね・・・。