推薦入学指定校取り消し
2007年 06月 30日
小生の次男が通学している公立高校が、ある大学の推薦入学指定校を取り消されてしまった。その大学とは、戸塚区と白金にあるM学院大学だ。大変残念だ。その理由は分からない。推測の域を出ないが、前年までに推薦枠で入学した学生が何かの問題を起こしたのだろう。
以前、長男の高校の先生から聞いた話だが、指定校を取り消されるケースは少ないが、全く無いわけではないと言う。取り消されてしまう理由はいくつかあるそうだ。それらの理由は以下の通りだ。
1.入学した学生の学業不振
2.入学した学生の中途退学
3.入学した学生の犯罪行為
覚えているのは上記3つだ。他にも理由はあったかもしれないが覚えていない。推薦の枠で入った学生は、自分のことだけを考えているだけではいけないのだ。翌年以降に入ってくるだろうと思われる後輩達のことも考えて、毎日を過ごし、そして勉学に励む必要がある。
このことは親もよく知っていなければならない。自分の子供のことだけを考え、安易に推薦の枠を消化し、そして入学しても続かなかったら意味がない。一般入試で入っていれば、辞めるのは勝手だろう。しかし、出身高校の指定校推薦で入学したのなら、しっかりそのことを肝に銘じ、「自分の力」だけで入学できたことではないことを常に考えて行動するべきだ。
それは数々の先輩たちが道を開いてくれたことでもあるのだ。馬鹿な奴が一人だけでも、勝手なことをすれば、長年に渡って信用を積み重ねた先輩達の苦労が水泡に帰してしまう。入学をアシストしてくれた先生たちの落胆も非常に大きいだろうと思う。
世の中一人だけで生きていけないということは、このような出来事を一つだけとり上げても普通なら理解できるだろう。取り消しになった原因の学生やその親の顔を見てみたいし、どんなことを考えているのか訊いてもみたい。きっと非常識な連中だろうが・・・。