オセルタミビル
2007年 02月 21日
インフルエンザが流行っているが、治療薬として最近売れているらしい。日本には2000年頃に入ってきたと聞いている。この薬が問題になっている例の「タミフル」だ。ここ数年大きく小中学生の事故などで、この薬の名前を見たり聞いたりすることが多くなった。
なぜ、小中学生かというと、この薬は子供に使用されることが、日本では多いという。日本国内の消費量は相当なもので、全世界の消費量の7~8割ということのようだ。ハッキリしたことは分かっていないらしいが、副作用として幻覚症状などがあるらしい。
この薬を飲んで、高いところから飛び降りたり?電車や自動車に向かって行ったりして、命を落としてしまう事故が報道されている。数百万人が服用して、その中の数人か数十人かは分からない。確率論的には非常に低いかもしれないが、同じような事故が多いのは気になる。
薬品メーカーは因果関係を否定しているようだ。それはそうだろう。肯定したら、莫大な損害賠償が発生し、売上高にも大きく影響してしまうのは明らかだから。同じようにお役所も否定している。認可した張本人だからだ。この薬が白か黒かは分からない。しかし、因果関係を究明して、公にすることは政府やメーカーの義務ではないだろうか?このままだと、また若い命が失われてしまう可能性が高い・・・。