逗子・海の家 来年度から音楽中止も、騒音懸念し市が条例改正検討/神奈川
2013年 08月 18日
以下、ニュースより
逗子市の平井竜一市長は7日、騒音などが問題となっている逗子海水浴場の現状について「治安の悪化、風紀の乱れが著しい」として、「来年は海の家の音楽の中止を含めた規制強化へ、市条例の改正を検討する」との方針を明らかにした。
市長はこの日、同市役所で初めて開催された「安全で快適な逗子海水浴場を取り戻すための対策協議会」に出席後、記者会見した。同協議会は、市が逗子署、県横須賀三浦地域県政総合センターなど県関係機関に呼び掛けて設置した。
同海岸で営業する海の家は43軒で、うちライブハウスは8軒。ライブハウスの一部がクラブ的な形態という。同市では7月14日、海岸で男性2人がトラブルによる殺傷事件を引き起こすなど治安の悪化が懸念されている。
平井竜一市長の方針は当然だろう。市民の多数が支持していると聞いている。我慢の限界を超えたのだと思う。あの大騒音が夜な夜な繰り返されたら、近隣住民はイヤになるに決まっている。
ここ数年の酷さは閉口するほどだ。何回も自粛をお願いしていたようだが、ほとんど黙殺されていたという。酷い話だ。海の家の経営者たちが、親身になり要望を聞いて策を講じていれば、こんな強硬手段にはならなかったはずだ。
そもそもどうして海にライブハウスやクラブを建てる?ハッキリ言ってそんなもの要らない。音質はバスを非常に強調したもので、歩道がその重低音で振動しているくらいだ。
逗子海岸に並行している国道134号線を車で走っているときでさえ、その振動や音量を認識するくらいの大音量である。いったい、いつから逗子の海はこんな酷い場所に落ちぶれたのだ?
昭和30年代から40年代前半までの逗子の夏は、今以上に凄い人出だった。今の逗子商店街の1つである"逗子銀座"は、今でいえば、原宿竹下通りの人出をもっと多くしたくらいの人ごみで埋め尽くされたそうだ。
その後、観光客は凋落傾向になり、昔の逗子が嘘のようになってしまった20世紀後半だった。そんな寂れた逗子海岸を甦らすために、起死回生案として今の形態を導入したようだが、治安やマナーは地に落ちてしまった。経済が潤ったのは良いが、その反動だろう。
葉山と違い、逗子の海岸線は短い。それに非常に人の密度が濃い。正にぎゅうぎゅう詰めの砂浜だ。こんなところにライブハウスやクラブなんて不要だろう。
来年の夏はかつての静かな海に戻っていて欲しい。波の音と風の音、この二つの音だけで十分だ。ライブハウスやクラブに行きたければ都会に行け!
関東地方の海がない地域で産まれ育ったこともあり、海水浴には人生で一度しか行った経験がありませんが、海の家にライブハウスがあることは知りませんでした。
音楽の生演奏を聞くならば、防音設備のあるライブハウスや音楽ホールなど、もっとふさわしい場所があるはずです。
防音設備がない場所での音楽は、地元の人々の迷惑になると思います。
野外音楽堂や競技場でのライブもありますが、屋根がない会場だと外に漏れた音が周りの人々の迷惑になるのではないかと心配になります。
湘南のJOHN LENNONです。いつもコメントありがとうございます。
昔も特設ステージも海岸にありました。ただそれは時間が限られていて、今のように四六時中、重低音がガンガン響きまくることはありませんでした。
逗子海岸の観光客は、ライブハウス店が出現してから2~3倍に増えたそうです。経済的に潤ったとしても、ガラの悪い田舎者とか増えて迷惑千万だと地元の人が言っています。
先日も殺人事件があったし、ケンカ騒ぎも以前より相当増えているそうです。客が増えたので、狭い逗子海岸は人でいっぱいになるので、場所取りや肩が触れたとかのトラブルが多いそうです。