ユニクロ 柳井氏の「世界同一賃金」は国を壊滅させる
2013年 05月 02日
以下、ユニクロ 柳井氏の発言
「それはグローバル化の問題だ。将来は、年収1億円か100万円に分かれて、中間層が減っていく。仕事を通じて付加価値がつけられないと、低賃金で働く途上国の人の賃金にフラット化するので、年収100万円のほうになっていくのは仕方がない」
どう考えてみても、ユニクロ柳井氏の発言は異常だ。こんな両極端、つまりごく一部の金持ちに富を集中させ、他は全部貧乏人だ。
そもそも年収100万円で生活していかれるのか?年収100万円同士で結婚して子供をつくって育てていけるのか?柳井氏は「貧乏人は死ね!」と言っているのに等しい。
年収100万円では税金も無しだ。国税・市民税が徴収されないので、国や地方自治体の税収にも当然のことながら影響してくる。公務員の人件費も削られ、サービスも低下する。
年収100万円では結婚は現実には無理だろう。そうなると少子化が更に進む。年金保険料の徴収にも大きな影響が出てくる。老人たちの年金は減らさざるを得ないだろう。
企業とその経営者は自分さえ儲かれば良いのではない。その従業員と家族の生活や健康を守っていく義務がある。柳井氏の数々の発言には、そんなことは一片も感じ取ることはできない。
柳井氏のような自分勝手思考、自己中心的思考を持った経営者がのさばるようになれば、日本という国は壊滅・消滅するだろう。
子供は極端に減り、金に執着したほんの一握りの老人だけが、豊かさを享受し、殆どの国民は搾取され続ける奴隷社会が待っている。
柳井氏が経営するユニクロのような企業が、大手を振ってのさばるこの現状を変えていくのは、我々小市民のほんの小さな力の結集が必要だ。
「柳井正は人として終わってる」を読んで
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